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インタビュー

林 達彦
海外の大会にも積極的に参戦「まずは自分自身が楽しむ!!」
力強く、安定した滑りで常に上位に入る実力者!
スノーボードクロスで勝つのは難しい。何度も何度も滑り、勝ち残り続けなければ決勝に残る事すらできない。
予期せぬ大クラッシュに巻き込まれたりする事もしばしば・・・。大きな体の選手が多い中で、比較的不利な立場であるはずの小柄な林選手が、見事プロツアーチャンピオン。
たっちゃんの愛称で親しまれる、林達彦プロにインタビューをしてみたいと思います!

PSA(以下P ):
06.07 PSA ASIA プロツアーチャンピオンおめでとうございます。 これにより、ベストライダータイトル受賞となりましたが、感想を一言お願いします。
え?ホント?何かの間違いかもね。ってぐらいに思っていました。
実際にチャンピオンだと分かって驚きましたよ。嬉しいけど微妙だね。優勝してないもんで・・・。(^^ゞ
P:
5年前の01.02シーズンにプロ資格を取得していますが、プロになってからツアーチャンピオン獲得までの道のりは長かったですか?また、その秘訣を教えてください!
う〜ん、ツアーチャンピオンってのを意識したことは無いかなぁ〜、当たり前だけどレース毎に「優勝」を目指しているから、まだまだ険しい道のりの途中ですわ!秘訣?たまたま3戦とも出られて成績が揃っただけだよ。
P:
達ちゃんは、海外の大会にも積極的に参戦していたみたいだけど、海外の大会と国内のプロツアーの違いはどんなところ?
まず分かりきったことだけど選手のレベルが高い。すごく勉強になるし、劣っている自分が悔しい。(>_<) コースのレベルも高い。レースの駆け引きよりもコース攻略でいっぱいいっぱいだったりします。とても大会のクオリティーが高くて、選手・観客ともにレースを楽しめるようなイベントなんだ。
ゲレンデに集まっている一般の方々のコンペに対する興味の高さが違う。
海外のレースは勝っても負けてもホント楽しい。選手が、もっと積極的に海外へ行って大会を楽しんで、実力を伸ばせる環境にしたいですね。
P:
今シーズンプロツアーを回っていて、「コイツヤバイなぁ(乗れてるという意味で)」と思った選手は誰ですか?
ファッションでもスゲェって思うけど、飯野翔揮だな!! 今年は勢いと実力が上手くそろっていたと思う。悔しいけど乗れてましたね。
P:
今年はかなりの暖冬で、全然雪が降らなかったけど、今シーズンはどこら辺のスキー場で滑っていたの?
白馬と奥美濃のシーズン券を持っていたんだけど、 雪不足のわりに奥美濃方面の調子が良くって高鷲スノーパークがメインゲレンデでした。 パウダーの日はマジ最高だったよ♪(^O^)/
P:
普段はどんな仲間と一緒に滑ってるの?
大会の無い週末は地元の友達とサンデーボーディングだがね。最近、こういう本来のスノーボードライフの楽しさを再認識したでよぉ。大切な時間だがや。(急に名古屋弁で♪)
P:
たっちゃんは、以前テクニカル選手権やアルパイン種目にもフリースタイルボードで出場していたみたいだけど、スノーボードクロスでツアーチャンピオンになった今、スノーボードクロスにもテクニカルやアルパインの滑走技術って重要だった?
スノーボードクロスには、様々なルーツを持った人がいるけど、結局カーヴィングすることが基本だと感じてます。 パイプもパークもアルパインも、上手い選手はちゃんとカーヴィングできてる。 板をコントロールして走らせる事、何をやっていても重要なのはそこじゃないかな!?
P:
今後はテクニカルやアルパインはやらないの?
テクニカルは悔しいからやらない。(笑)ジャッジの求める滑りが理解できないんです。
アルパインは結構好きなんですが下手ですね。フリースタイルで滑ったほうが良いタイムが出せるんじゃないかなぁ?時々コソっと練習してますよ。(^^ゞ
P:
ところで、スノーボードクロスのどの様なコースレイアウトが好きですか?
テクニカルで流れの良いハイスピードコースだね! 自分の技量が足りていないと感じるぐらい難しいほうが楽しかったりします。
P:
たっちゃんにも苦手なコースやセクションってあるの?
チェック(減速)しないと通過できない設計の悪いコースや、逆バンクやコーンが嫌い・・・。
P:
チャンピオンでも苦手なコースやセクションがあるんですね♪では、苦手なセクションがある大会の場合、どうやって攻略するのか教えて♪
やはり上手く攻略している選手を参考にするね。でも最終的には自分を信じて突撃ですわ。(笑)
P:
スノーボードクロスってハーフパイプやスロープスタイル、アルパインと違って、アイテムがスキー場に常設されているわけじゃないから練習はできないよね!?いつもどうやって練習してるの?
ほとんどフリーランしています。パークやパイプにも入りますが、スピード出して落ちていくほうが好き♪
P:
では、この場を借りて今スポンサーされているギアの自慢をしちゃって下さい!
HEADバインディングとブーツのマッチングは秀逸!
常に新しいアイデアを盛り込んで改良を重ねる斬新なブランドです。
Marmotアルパイン、アウトドア系ブランド。非常に機能的で違いの分かるウェアーが揃っています。
Swans日本人の顔にフィットするフレームデザインと、ハイクオリティーなレンズ。
Kashiwaxとても簡単でとても走る!アンチメジャーなのに実力派ベースワックスです。
Superfeetカスタムフィットで足裏をサポート。一度使ったらもう・・・。
HESTRAグローブ専門ブランド。革のグローブは使い込むほどに馴染んで非常に使いやすい。
AJINOMOTOアミノバイタルPROは使って超体感できるアミノ酸。
GREXサーモプロでボードを温めてワクシングすると浸透性・耐久性が違います
P:
たっちゃんは、オフシーズンはウェイクボードやサーフィンをやってるって聞いたけど、いつもどこでやってるの?
ウェイクボードは、週末に長良川の南濃大橋あたりで、サーフィンは伊良湖あたりで週末やっとるでよぉ。
P:
ちょっと聞いた話ですが、夏にサバイバルゲームみたいな変わったスポーツ?もやってるよねぇ?
それについて何か教えて!
サバイバルゲームは昔やってたけど、最近オフシーズンに楽しんでいる「アドベンチャーレース」のことね。
サバイバルな雰囲気はありますが。
単純に山の中をマラソンしたりマウンテンバイクで走ったり、水泳、沢下り、クライミング、カヤック、オリエンテーリングみたいなものもあります。
自然の中で肉体と精神の限界を感じながら、いろんなアクティビティーが楽しめるレースなんですよ。
一般的に言うとマイノリティーや変態という分類をされることが多いですね。(大笑)でも楽しいんだなぁ〜(^^ゞ
P:
他に何かオフシーズンのトレーニングってやっていますか?
ジョギングや筋トレも行いますが、アドベンチャーレースなどで体を動かすこと全てスノーボードにつながっていると思うし、スノーボードはオフシーズンのためのトレーニングであったりもするよ!
P:
では、今までスノーボードをしてきて1番感動したことは何ですか?
一番の感動っていっぱいあって決められないなぁ〜。感動する事がいっぱいあるのがスノーボードだからね。(^_-)
P:
今までスノーボードをしてきて1番ヤバイ!と思ったことは何ですか?
海外のバックカントリーでひとり迷ったとき。死んじゃうかも?って超焦った。
P:
普段練習で滑るとき、何か注意していることはありますか?
可能な限りハイスピードで刺激を求めて滑っています。
P:
大会の当日、これだけは必ず!ってすることとかありますか?
自分がレースを楽しんでいるか?自問自答してメンタルをコントロールしているよ。
P:
んじゃ、プライベートについてちょっと聞いちゃいます。たっちゃんは、いつも大会にめちゃデカイ左ハンドルを乗り付けてくるけど、あれは何て車?
北米トヨタのタンドラです。
でら気に入ってるピックアップトラックだがね。
P:
たっちゃんは、名古屋出身だけど、いつも地元で遊ぶときは何をして遊んでるの?
中心部の栄近辺にはあまり行きませんね。
街中で遊べない人なんです。
だいたいウェイクボードしたり自転車乗ったり、最近はサーフィンして遊んでます。
時々アドベンチャーレースに参戦して自分の限界を試したりもしてます。
P:
名古屋のおすすめスポットを教えてよ!
最近の名古屋駅周辺の開発がすごい!行ったことの無い高層ビルがどんどん建設中。
街がオシャレになっていってるけど林(達ちゃん)には縁がありませんね。
美味しいお店はいっぱいあるよ〜。
P:
好きなタイプの女性は?
自分に無い尊敬できる部分を持ったひと。
P:
苦手なタイプの女性は?
価値観が違いすぎるひと。
P:
もし、スノーボードをしていなかったら、今頃何をしてたと思う?
間違いなく一般企業でサラリーマンだね。
P:
今1番大切なものは何?
自分を取り巻く環境かな
P:
では、話をスノーボードに戻します。スノーボードクロスって、普段のスノーボードではありえない状況、例えば、一定のコース幅を数人で滑ったり、キッカーを数人で突っ込んだり・・と、危険が伴う状況もあったりするけど、そんな中でも勝ち抜いていく作戦というか秘訣みたいなものってありますか?
作戦はやっぱりスタートで飛び出して逃げ切りが最高!
でもスタートは正直ニガテ。勝ち抜く秘訣といえばロスの少ないカーヴィングでボードを走らせることかな!?
P:
大会を観戦してくれる方に、スノーボードクロスの見所を教えて下さい。
ジャッジ競技には無い単純明快さと、何が起こるかわからないレース展開ですね♪
P:
スノーボードクロスの魅力って何?
やってみないと分からないあの超興奮。(笑)
P:
スノーボードクロスのプロ制度ができて、早7年になりますが、たっちゃんもその頃からスノーボードクロスの大会を回っていますよね!?最近のココが変わったなぁ〜と思うところって何かありますか?
選手やコースのレベルは確実に上がってきていますね。アマチュアでもしっかりワックスに気を使っているし、カーヴィングの上手い選手が増えた! コースも年々良くなっているよ。 ただ残念なことに、トータルでは海外のレベルにはまだまだ追いついていないと感じますね。
あっ!「たっちゃん」から「林さん」って呼ばれるようになったのが一番の変化かも?(笑)
P:
今後スノーボードクロスがどのように発展していったらいいと思いますか?
業界とスノーボーダーが共存できる真のプロスポーツに発展して欲しいですね。
P:
では、今後プロとしてどのように活動していきたいと考えていますか?
正直、年長者のポジションに見られている感じがしますが、まだまだ現役で結果を求めて戦っていくつもりです。
そしてスノーボードで滑ることの楽しさが伝わるようなライディングをしたいですね。
P:
10年後は何をしていると思う?
愚問ですね。もちろんスノーボーディングですよ。
P:
ファンに一言お願いします♪
オレのファン?そんなマニアな方いらっしゃいます?(笑)一緒にスノーボードを楽しみましょう。
P:
たっちゃんにとってスノーボードとは?
ハッピーにさせてくれるもの。
P:
最後に、たっちゃんにとってスノーボードクロスとは?
技術向上と興奮、楽しみを与えてくれる非日常的な冬の日常。
P:
長々とありがとうございましたぁ!!たっちゃんの活躍をこれからも期待しています♪(^O^)/